超小型/最軽量モデル発売開始

CLP Laserシリーズの特徴

  • 100W・200W・300W・1000W対応 1000Wは国内初モデル
  • 持運びやすいキャリーハンドル
  • 簡単操作の本体タッチパネル
  • AC100Vにて使用可能・様々な環境に対応
  • インターロック機能による高い安全性

CLP Laserシリーズの仕様

型式 CLP-100 CLP-200 CLP-300 CLP-1000
発振器(レーザ種類) パルスレーザ パルスレーザ パルスレーザ パルスレーザ
操作方法 本体タッチパネル 本体タッチパネル 本体タッチパネル 本体タッチパネル
レーザ最大出力(W) 100 200 300 1000
最大照射エリア(mm) 150×150(f=254) 150×150(f=254) 150×150(f=254) 120×1120(f=300)
トーチケーブル長(m) 5 5 5 20
冷却方法 空冷 空冷 空冷 水冷
電源ケーブル(m) 1.8 1.8 1.8 4
電源電圧 単相AC 100V/15A 単相AC 100V/15A 単相AC 100V/15A 単相AC 200V/20A(本体)
単相AC 200V/15A(チラー)
消費電力(W) 400 800 1200 本体 3400
チラー 2000
周囲温度範囲(℃) 0~40 0~40 0~40 0~40
保管温度範囲(℃) -10~60 -10~60 -10~60 -10~60
機械の寸法 本体(mm) 390×340×585
ヘッド収納時 H645
390×340×585
ヘッド収納時 H645
390×340×585
ヘッド収納時 H645
660×1100×960
冷却装置[配管含](mm) 377×750×976
重量 本体(kg) 25 25 26 121
レーザヘッド(kg) 0.8 0.8 0.8 1.2
冷却装置(kg) 76

レーザークリーニングのしくみ

レーザクリーニングとは、金属本体や基材表面にレーザ光を照射したとき、プラズマの発生とともに素材表面の有機物が熱的・衝撃的に取り除かれる現象(レーザアブレーション)を用いた方式です。

レーザークリーニングの活用例

レーザ清掃は非接触式で、厚手塗膜のメンテナンスや火花(直進波)の補修の手段として、古くから幅広く使われている技術です。
素材表面の錆、付着、焼け、被膜、グリス、汚れ、塗装などを除去します。
製品の前処理、塗装、外観工程、小型・工業製品のメンテナンスなどに活用できます。

レーザークリーニングの強み

素材を傷つけにくい

レーザクリーニング vs ショットブラスト vs サンダー
項目 レーザクリーニング ショットブラスト サンダー
素材の変化 非接触
熱に弱い素材は変形する可能性がある
物理的に多少変形する 物理的に多少変形する
不適合素材 異種素材への適用と処理は難しい 鋳へこみNGのものには使えない 凹凸があるもの、平面でないものには使いにくい
問題点 レーザ光を直接見ない対策が必要
ショット等と比較すると処理が難しい
大きな騒音 & 多量の排出物が生ずる 作業者の負担が大きい (振動)

薬品等を使用せず、管理しやすい

洗浄方式の比較
項目 レーザクリーニング 酸洗い 超音波洗浄 ドライアイス洗浄
仕様 レーザ光で汚れを熱蒸発させる
熱に弱い素材は変形する可能性がある
強酸によって汚れを化学変化
溶液が残る可能性がある
洗浄液を振動させる
溶剤が残る可能性がある
ドライアイスが気化する際の
物理衝撃 & 吸熱で汚れを取り除く
ランニングコスト 電気代のみ 薬品 洗浄液 ドライアイス
問題点 処理できるのは対象素材のみ
レーザ光を直接見ない対策が必要
使用する薬品や廃液の処分
ガスへの対処・保管等で対策が必要
薬液自体で素材にダメージ 材料のドライアイスの
量 & 保管が必要